ちょっぴりHで、大いに笑える、女性向けモキュメンタリードラマ。どこにでもいる素人の女の子とイケメン俳優たちによる少女マンガ的シチュエーション恋愛物語です。
ヴァージンズのあらすじ
恋愛経験ゼロの主人公・ゆゆ(21歳)が、人気モデルの時人(ときと)、優しいお兄さん系男子・要(かなめ)、誠実で優しい好青年・耀太(ようた)、というタイプの違う3人のイケメンからアプローチを受ける。
いきなり少女漫画のような世界を体験することになったゆゆ。驚きながらも、それぞれのアプローチにどう答えていくのか、彼女が恋に落ちる男性は・・・?
FODより
ヴァージンズ・シーズン1のあらすじ
詩織、21歳。彼氏いない歴も21年の音大生。恋はしたいけど、トラウマもあって積極的になれないでいる。そんな詩織に、思いがけない出会いが訪れることに。
FODより
ヴァージンズ・シーズン2のあらすじ
Season2の主人公は劇団員のみなみ25歳。今まで一度も男性とキスをしたことも付き合った経験もない。
そんなみなみがハウスキーパーのバイトで訪れた櫻井家で3人のイケメンと出会います。ちょっとイジワルな長男の蓮、優しい次男の隼人、隼人の後輩の隆太郎というタイプの違うイケメン3人との生活は、初日から“ハジメテ”の経験ばかり。キス、デート、プレゼント―次々と訪れるドキドキな展開にみなみは・・・
FODより
ヴァージンズはやらせ?
ヴァージンズはフジテレビ製作による、体験型恋愛フェイクドキュメンタリー。恋愛経験のない一般の女の子を起用して少女マンガの恋愛の世界を再現する新感覚の企画です。
実在の女性がヴァージンを卒業していく、というのがうたい文句で、「フェイクドキュメンタリー」っていうのがポイントですね。
まるで「これ絶対台本あるだろ」っていうクレームに先手を打って対応しているかのようなキャッチフレーズで、なんとも最近のTV局らしいです。最初から潔くフェイクって言っちゃたら誰も文句を言わなくなるっていう世の中も不思議なもんです。
フェイクはフェイクなんですが、見た感じおおよその台本があって、俳優と女の子がそれに沿ってアドリブを少し混ぜながらやり取りしていくのをカメラが追うスタイルになっています。
女の子には知らせていない部分もいくつかあるようで、素人の生の反応を撮ってリアリティーを出そうとしている印象です。
ヴァージンズのキャスト
ヒロインの女の子は至って普通のいまどきの女子。特別可愛いわけでも、かといってブスなわけでもなく、そこら辺に歩いている平均的な女の子たちです。本物のヴァージンかどうかは分かりようがありませんが、女子側のキャスティングはなかなかリアルですね。
一方の相手役の男子はイケメン揃いで、細身の俳優やモデルといった面々ばかり。
ヴァージンズ・時人役(本人)
あ、髪きりました
これは切る前です
時田ユースケ万歳です
にゅーへあーイズぐっど
後日載せます
あーい pic.twitter.com/7zbZaRG53l
— 時人 (@s_23cm) 2018年1月18日
ヴァージンズ・要役(鈴木勤)
ヴァージンズ・耀太役(大崎捺希)
フォロワーさん3万人になっていました✨
ありがとうございます😂😂😂🙏🙏 pic.twitter.com/hgKAa9dvf9— 大崎 捺希 (@NRespawl) 2017年9月11日
シーズン1悠人役(渡部拓哉)
稽古おわりー。
あ、そーいや髪切ったんだ。
結構前だけど暗めにしましてん。明日は撮影だぁぁー。 pic.twitter.com/bvKSxCt3Qa
— 渡部拓哉@Rings (@takuya_Rings) 2016年11月15日
シーズン1遼役(小田涼)
今年は、城の所在地を移転して参る。
新たな城を築く事にした。じき城の詳細や展望を説明させて頂く。初めは、多大な迷惑かけるかも知れぬが、真摯に取り組み、最後まで舵を取る故城の建設を引き続き行っていきたいと思う。
どうか頼む。門出だ pic.twitter.com/fzwROlKCB1— 大事なお知らせ 小田涼 (@ryo_girlsch) 2015年12月31日
シーズン2櫻井蓮役(松藤和成)
VIRGINS Season2最終話、配信開始しましたーーー🎊🎉
刺激強目👻の最終話、どうぞご覧ください!!!🤓
みなみ、これから頑張ってね✊✊👉FODプレミアムでSeason1、2見放題👀https://t.co/uIHCxnNXUN#バージンズ #最終回 #FOD pic.twitter.com/9rrffgqIsY
— FODオリジナル VIRGINS公式 (@virgins_staff) 2016年10月14日
シーズン2櫻井隼人役(狩野健斗)
おはようございます^ ^
台風ですね。
このTシャツのデザイン可愛い。
好き。今日もイイ1日を✨ pic.twitter.com/ChK8eynd4X
— 狩野健斗 (@kanou_kento) 2017年9月16日
シーズン2隆太郎役(内藤秀一郎)
久しぶりに秀ちゃんとタイアップ📸
秋冬はスパイラル推し🤞 pic.twitter.com/9DXSuF486t— 小林直樹 (@79com1) 2017年10月13日
見ての通り、いわゆる世の女の子たちが憧れるタイプが揃っていて、男子側のキャスティングはリアリティーよりも女子の理想を重視した感じです。
不思議なことに女の子は結構素を出せていてなかなか演技が自然なのに、俳優の男子たちはかなり無理のある演技をさせられているせいで、プロが素人より演技が下手に見えます。あの不自然な台本どうにかならないかなぁ。
ヴァージンズの感想
ストーリーは漫画そのもので、急な展開が多く、リアリティーがなさすぎて、男が見たらゲラゲラ笑えるレベルです。
街を歩いていたらイケメンの男が目の前で紙袋から果物を落したり、図書館に行ったらイケメンが話しかけてきて、眠くなっちゃったから肩貸してくれない?と言って寄りかかってきたり、少女マンガというより、下手なAVみたいな世界観になっています。
イケメンたちがなんの前触れもなく急にハグしてきたり、キスしてきたりするんですが、前触れもなくするもんだから普通に体がこわばってる女の子とかもいて、なかなかすごい絵が撮れています。あれ、普通にやったらセクハラか痴漢ですよ。
キスシーンの後には必ず「キスの感想は?」といったインタビューが入り、女の子が「いやあ、恥ずかしくて、手が震えています」などと顔を真っ赤にしながら答えたりしています。
ああいう演出を見ていると、ターゲットはやはりヴァージンの女子なんでしょうか。自分と同じ境遇の女の子を見て、私にもこんなことが起こらないかしらと想像させる、女性向けソフトポルノとも言えそうですね。
驚いたのが「実在の女性がヴァージンを卒業していく」というキャッチコピーどおり、ちゃんとベッドシーンまでやらせてるところです。
よくもまあOKしたなあ。胸こそ見せませんが、そんじょそこらの人気女優より、みんなベッドシーンをちゃんとやってますよ。普通に感心しました。
そしてラストは「ハジメテの感想は?」といったお約束の質問で締めくくるっていうね。色んな意味で恥ずかしいわ。
女子同士でも声を大にして「ヴァージンズ、面白くない?」とか言うの恥ずかしくなりそうですね。これ見て勉強してると思われるのも恥ずかしいし、これ見て興奮してると思われるのも恥ずかしいし、どっちにしてもこそこそ見るドラマなのかもしれません。
もしやこれ見て興奮しちゃう、気持ち悪いおっさんとかもいるんですかねえ。いやあ、いないでしょ。いないと願いたい。
え? 俺はどうなんだって? もちろんビンビンに興奮したけど、それがなにか?