ＡＶよりもエロティックな映画を見るほうが興奮する、という人のためになにかと話題になったベッドシーンを含む作品を紹介します。（随時更新）
本番行為ありのエロティック映画
ショートバス
ニューヨークを舞台に、一度もイッたことのないセックス・セラピストが、性を開拓していく過程をコメディータッチで描いた人間ドラマ。
性器もろ出しで実際にフェラチオや挿入シーンまであるリアルな映画です。あまりにも過激なシーンがあるため、かなり業界では批判を受けたようです。
ナイン・ソングス
かつての恋人との甘い時間を回想シーンによって描く芸術路線の恋愛ドラマ。恋人同士がデートをしたり、性愛に励む姿を美しく描写しているどちらかというと女性向けのエロティックムービーです。フェラ、クンニのシーンだけでなく、ちゃんと射精するところまで見せるほどの徹底ぶりがいいです。
ニンフォマニアック
vol.1とvol.2の二部構成になっている、思春期のときからスイッチを押したように性に開放的になった女性の物語。
挿入、フェラ、クンニ、勃起シーンなど、いろんな意味でセックスを全部見せてくれる映画でありながら、しっかりとしたストーリーに支えられている、見ごたえ十分の作品です。
アデル、ブルーは熱い色
レズベッドシーンが話題になったフランス映画。ピチピチのフランス美女による６９のシーンは圧巻です。ヒロイン二人の演技力が素晴らしく、普通の恋愛映画として見ても完成度の高い作品で、エロスと芸術の両方を味わえる超おすすめの一本。
Love
男なら誰もが憧れる男一人女二人の３Ｐシーンが見所のエロティックムービー。一度の火遊びを機に大切な人との生活が崩壊していく、三角関係を描いた物語です。
若い男女によるベッドシーンは申し分ないものの、芸術路線を行き過ぎたばかりにストーリー性や面白さにはやや欠けます。
ケン・パーク
同じくラリー・クラーク監督による、ティーネージャーの３Ｐシーンが見所のリアルストーリー。ベッドシーンの数はそれほど多くけれど、実際にフェラやクンニをするシーンまであります。
愛のコリーダ
大島渚監督による世界中に衝撃を与えた日本発本格派エロティックムービー。日本映画でここまでやっているのは超レア。特に陰部に卵を入れるシーンが話題になりましたね。この時代の女優さんも色っぽいです。
白日夢（81年版）
谷崎潤一郎の原作を基にした本番ありの問題作。歯科医と患者たちが肉欲に溺れるのを幻想的に描いた官能ドラマ。
警視庁がカットを要請したほど論争を巻き起こした内容で、モザイクの中に登場人物の顔が出てくる、という斬新な処理がしてあります。
官能の迷宮
芸術路線のエロティックフランス映画。待ち行く女性をスカウトして、性欲に溺れていく男の姿を描いた哲学ドラマ。主演のマチュー・アマルリックがペニスむき出しで実際にやっています。
エロスを深く追求していったばかりに内容は複雑かつ退屈ですが、次から次へと新しい女性を相手に繰り広げるベッドシーンのバリエーションはすごいの一言。
ブラウンバニー
ヴィンセント・ギャロが監督、主演を務めたバイクレーサーの男が車でアメリカ各地を移動しながら、女たちと出会っては別れていくロードムービー。
全体的にスローで飽きっぽく、見所はたった一つ、ラストのヴィンセント・ギャロとクロエ・セヴィニーのフェラチオシーンです。そのシーンは映画界でも賛否両論を巻き起こしましたね。「Kids」にも出演していますが、クロエ・セヴィニーはかなり色っぽいです。
ルシアとSEX
ウエイトレスと小説家の肉欲的かつ破滅的な愛を描いたスペイン映画。ヌードがやたらと多く、ベッドシーンでは実際に手でしごくシーンが話題になりました。ストーリーはそれほど面白くないですが、スペイン人美女たちの健康的でナチュラルな裸体は一見の価値ありです。
うるう年の秘め事
どこにでもいる普通の男女がＳＭにどっぷりはまっていく過程をリアルに描いたメキシコ発の芸術作品。ノーマルなセックスだけでなく、放尿プレイなどＳＭシーンの数々が注目を集めています。エロティックで、恐ろしさもあり、見ごたえのある、おすすめの一本です。
寂しい時は抱きしめて
性に開放的で、セックスを通じてしか刺激や愛を確かめられないヒロインとクラブで知り合ったイケメン男によるカナダ製作の恋愛エロティックドラマ。
女性目線の話だけにどちらかというと女性向きの作品です。フェラのシーンや挿入のシーンはかなり本格的にこなしているものの、肝心のストーリーはいまひとつです。
ロマンスX
愛する彼氏が自分を抱いてくれないことを嫌気を差し、セックスを求めて様々な男たちの間をさまよう女の物語。手こき、フェラ、コンドーム装着などを実際にやっています。フランスお得意の哲学的エロティックドラマで、ストーリーは難解。
アンチクライスト
いきなり白黒のスローモーションセックスから始まる、シュールなスリラー。実際に挿入しているシーンを含む絡みのシーンはいくつかあるものの、話が暗くて気味が悪いせいかエロ度は低め。
カリギュラ
男性誌「ペントハウス」のオーナーが自らお金を投資して製作した、ローマ帝国皇帝を舞台にした一大歴史スペクタクル。出演者たちにハードなベッドシーンがあることを知らせずに製作した、いわく付きの映画でハード・コア・ポルノと定義されることもしばしば。物語の終盤には実際にやってる乱交シーン満載になっています。
ユマニテ
真面目で、無垢な刑事が田舎町で起きた殺人事件を解決するサスペンス劇。身長180ｃｍはあろうかという大女と田舎町のおっさんたちによるベッドシーンが本能的であり、人間味があります。美男美女のベッドシーンには飽きたという上級マニア向けの映画。
ストーリーは難解そのもので、一ミリも表情を変えない主人公の感情を読み取るのは至難の業。色んな解釈ができそうな作品です。
上海異人娼館 チャイナ・ドール
詩人で劇作家の寺山修司が監督した日仏合作映画。上海の娼婦の館で繰り広げられる人間模様を描いたエロティックドラマです。本番込みの様々なプレイのシーンがあるものの演出が舞台演技風のため、あまりスクリーンでは伝わってこないのがちょっと残念。
悪い女
イスラエル製作の上質な人間ドラマ。村の男を片っ端からやってしまう困った女がある日、一人の男と同棲生活を始めたことで、歯車が狂い始める光景を描いています。ヌードは少ないものの、実際に手こきでやるシーンを含む多くの絡みがあり、先の読めないエピソードがいいです。
インティマシー/親密
バツイチ子持ちのバーテンダーが、名前も知らない中年女性と男女の仲になり、身体の関係を超えて強く惹かれ合う様子を描いた官能ドラマ。
中年の男女を演じる俳優と女優がリアルで、ベッドシーンも徹底的にこなしている大人の恋愛劇です。
エンター・ザ・ボイド
東京を舞台にした、ストリッパーの妹とドラッグディーラーの兄によるシュールな人間ドラマ。スローなアンダーグランド映画で、マニアックな映画を見たい人以外にはおすすめできません。
主人公の背中を追うように動くカメラワーク、幽体離脱したような頭上からの映像が斬新で見所はラブホテルの部屋で絡み合う男女を空から覗くように撮ったベッドシーン。
アンダー・ハー・マウス
カナダ産エロティックレズビアン純愛劇。実際にクンニやオナニーをするシーンやディルドーを使ったシーンが印象的で、女同士のベッドシーンにかなり力を入れています。
アンダー・ハー・マウスのレビューを読む
罪と女王
熟女が未成年の義理の息子とやっちゃうデンマーク映画。絡みのシーンでは実際にフェラする場面があり、年増の女と若い男というシチュエーションが好きな人にはおすすめです。
本番はないけどベッドシーンが見所の映画
牝猫たち
日活ロマンポルノ・リブートプロジェクトの作品で、ストーリーよし、演技よし、セックシーンよしの安定感のある映画です。ただのポルノ映画に終わっておらず、セックス産業で働く女性たちを通じて現代を上手く映すことに成功しています。
Kids
ラリー・クラーク監督によるＮＹの不良ティーネージャーたちの性を描いた超問題作。未成年の俳優たちがディープキスやベッドシーンに果敢に挑戦している今なら放映できないレベルの過激な作品です。会話、演技、ストーリーがリアルすぎます。
ダメージ
フランスを代表する美人女優ジュリエット・ビノシュが夫の父親と不倫する悪女を演じた作品。ジュリエット・ビノシュの体当たりの演技が素晴らしく、セックシーンが美しくエロティックです。
クラッシュ
交通事故に性的快感を覚える女とその女にはまっていく男のちょっとマニアックな官能スリラー。ヌードは少ないものの斬新なエロスと異様な状況に興奮します。
17歳
17歳の女子高生がなんとなく売春にのめり込んでいく姿を描いた完成度の高い人間ドラマ。女子高生とおっさんたちの絡みはもちろん、心理的、シチュエーション的なエロスのある作品です。
ラスト、コーション
第二次世界大戦中、日本側に付いた男と、その男の殺害を企てる女スパイのせつなくて悲しい恋愛物語。
中国映画には珍しく、大胆なベッドシーンに挑戦している作品で、ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞しています。現実感を出すために女優が腋毛を生やしたまま臨んだベッドシーンが話題になりました。
氷の微笑
セクシーな連続殺人鬼と刑事の危険な情事を描いたコテコテのハリウッド官能サスペンス。シャロン・ストーンがノーパンで脚を組むシーンはいまだに語り継がれています。
実はあのシーンは監督がシャロン・ストーンに無断で撮影したらしく、本番では下半身は映さない約束だった、と後にシャロン・ストーンがインタビューで話しています。ちなみに約束を反故されたシャロン・ストーンは激怒して監督の顔を引っ叩いたそうです。さすがですね。
アイズ・ワイド・シャット
スタンリー・キューブリック監督による、当時夫婦だったトム・クルーズとニコール・キッドマンが共演し、ベッドシーンを演じた問題作。秘密のセックスクラブをテーマにした雰囲気がなんとも怪しく、いかがわしいエロティック映画です。ちなみにニコール・キッドマンはこの映画で脱いでいます。
運命の女
ダイアン・レイン扮する既婚で子持ちの女性が若い男にはまっていく過程を描いた官能サスペンス。我慢できずに階段でやるシーンは圧巻です。
ナインハーフ
公開当時、映画界セックスシンボルだったミッキー・ロークとキム・ベイシンガー扮するカップルが情熱的なひと時を過ごす恋愛ドラマ。キム・ベイシンガーが一番きれいだったときの頃のヌードが見られます。
BODY／ボディ
マドンナがイケイケだったときに出演した、エロティックサスペンス。見所はずばりマドンナのベッドシーンのみ。ストーリーはかなりベタです。
リトル・チルドレン
ケイト・ウィンストレット扮する主婦がお隣さんの旦那と恋に落ちる不倫劇。男女の仲になるまでのストーリーと絡みのシーンが色っぽいです。そのほかのエピソードも十分見ごたえあり、隠れた名作です。
裸の診察室
オランダ製作による、旦那のいる美人な女医が患者たちとやりまくる官能ドラマ。自分でも理由が分からず、なんとなく醜い男たちを選んで関係を持ってしまう女と、彼女を理解しようと努力を諦めない夫婦の愛の物語です。ベッドシーンそのものは短いですが、全体の雰囲気が色っぽい映画です。
恋の罪
水野美紀、神楽坂恵などの女優が脱ぐ、エロティックスリラー。園子温監督による気持ち悪さとエロさが満載のぶっ飛んだ話です。
マルホランド・ドライブ
デビッド・リンチ監督の最高傑作で、ナオミ・ワッツの実力を世界に知らしめた、シュールで、怖くて、ちょっぴりＨな理解不能なミステリー映画。ナオミ・ワッツのレズシーンや自慰シーンはかなり話題になりましたね。
美しい絵の崩壊
若い男子の友達同士がそれぞれお互いのお母さんとやる、というＡＶさながらのシチュエーションエロティックドラマ。お母さん役にナオミ・ワッツとロビン・ライトという美人でセクシーな二人が起用されています。リアリティーはないものの、男にはたまらない状況にドキドキします。
失楽園
黒木瞳ファンにはたまらない、熟年カップルの情事を描いた不倫ドラマ。ベッドシーンの数が多く、ときおり主人公の二人が背徳感や罪悪感を感じさせるのがいいです。風呂場での全裸のシーンが印象的です。
薔薇の素顔
ブルース・ウィルスとジョーン・マーチの濡れ場が話題になったサスペンスドラマ。ストーリー自体はそれほどでもないですが、シャワーでやるシーンが有名です。
サンパウロ、世界で最も有名な娼婦
ブログがきっかけで人気に火が付いた、実在するブラジル人風俗嬢の半生を基にしたサクセスストーリー。普通の女の子が高校時代に家を飛び出し、風俗嬢として大成功し、転落するまでを描いた実録ドラマです。ベッドシーンがとにかく多く、ブラジルの風俗事情が覗ける映画です。
さよなら歌舞伎町
ラブホテルを舞台にしたエロくて、笑えて、エキサイティングな群像劇。複数のカップルによるセックシーンが登場し、中でも女刑事を演じた河井青葉の濡れ場が最高です。
エマニュエル夫人
官能小説をそのまま映画の世界に持ってきた、エロティックドラマの金字塔。スケベなことばかり考えているフランス人セレブたちの非日常的な性生活を描き、世界中で大ヒットした作品です。特に飛行機でやるシーンは有名。
まとめ
面白くて、刺激的で、エロティックな映画はなかなか簡単に見つかるものではありません。その人の趣味やフェチなんかによっても好みは変わってくるので、どんぴしゃの作品に出会うにはそれこそ多くの映画を見るしかないでしょう。
